【新華社ベトナム・ダナン11月10日】アジアインフラ投資銀行(AIIB)の金立群総裁は9日、アジア太平洋経済協力(APEC)CEOサミットの席で、同行とAPECがコネクティビティ分野で幅広い提携を展開し、すでに多くのプロジェクトが順調に進んでいると述べた。同行は今後、アジア太平洋地域のインフラ建設を全力で支援し、同地域のコネクティビティを促進して、幅広く包括的な経済成長を推進する。
アジア開発銀行(ADB)が今年発表したデータによると、アジア太平洋地域が2016年から2030年の期間に、インフラ建設のために必要とする資金は毎年1兆7000億米ドルに達する。金立群総裁は、アジア太平洋地域は過去40年間にわたり急速に発展してきたが、インフラの需要は終わっておらず、引き続き増加していると述べた。一部の中規模都市の空港、港湾、道路などのインフラ建設の需要を現時点で満たすことができなければ、10年後、20年後にこれらの都市は発展を制約するボトルネックに直面することになる。
同行は現時点で、すでに21の投資プロジェクトを認可し、投資総額は34億9000万米ドルに達している。フィリピン、インドネシアなどAPECメンバーはいずれも、同行の投資から益を得てきた。現在、同行は今回のAPECの議長国であるベトナムのインフラ事業の準備を積極的に進めている。
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