【新華社北京11月7日】中国最大の販促イベント「双11」(独身の日)の季節が間もなくやって来る。データによれば、今年の「双11」中の宅配便取扱量が10億件を超えると予想され、包装物が原因となるのコストの増加や環境汚染の圧力が高まると見られている。こうした状況に対し、一部の電子商取引(EC)事業者は、宅配シェアリングボックスや繰り返し利用できるリサイクルバッグといったエコバッグを導入し始めたという。経済参考報が伝えた。
専門家は「宅配シェアリングボックスはグリーン物流の新時代を開く可能性があるが、今は試験段階にすぎない。これを大規模に普及させ、利用を増やすには、製品改良を進め、一部の運営モデルの壁を取り除く必要がある」と指摘する。
宅配シェアリングボックスは中国の家電量販チェーン大手、「蘇寧電器グループ」が打ち出したもので、蘇寧側は、これまで宅配シェアリングボックス5万個を投入しており、「双11」中に北京や成都、南京、杭州、済南などの13都市でシェアリングボックスを導入していく予定だという。
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