【新華社北京11月1日】今年１～９月、中国のエネルギー消費は回復し、伸び率が再び上昇した。
国家エネルギー局が１０月３１日に記者会見で明らかにしたもの。今年１～９月、建材業を除き、電力、鉄鋼、化学工業で使われる石炭がいずれもプラスの伸びを示し、４大業種の石炭使用の合計は石炭消費総量の８５％を占めた。石油消費は安定を維持している。天然ガスの消費が急速に増え、都市ガス、発電用ガス、工業用燃料、化工用ガスの需要が全体的に伸び、全国の天然ガス消費量は約１７１０億立方メートルで、前年同期に比べ１５．７％前後増え、伸び率は昨年同期を約７．３ポイント上回った。主な電力消費業種の需要が回復し、電気エネルギーへの切り替えが急速に進んだ。
国家エネルギー局発展規画司の李福竜副司長は記者会見で「わが国のエネルギー構成は引き続き最適化され、グリーン低炭素への転換プロセスが加速している」と述べ、また次のように説明した。クリーンエネルギーの消費割合が絶えず増えている。今年１～９月の天然ガス、非化石エネルギーの消費割合はそれぞれ約６．９％、１４．３％で、昨年末に比べ約０．５ポイント、１ポイント上昇した。６０００キロワット以上の発電設備のうち、非化石エネルギーの割合は３５．１％で、昨年同期を１．６ポイント上回った。
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