【新華社北京10月24日】英紙「フィナンシャル・タイムズ」の22日の報道によると、複数の市場調査機関の報告書の内容として、製造業の高度化を推進する戦略的措置として、中国政府はすでに10億ドル以上の資金を調達し、科学技術分野におけるベンチャー企業の発展を支援している。国際資本も米国のテクノロジー企業ではなく、中国などアジア諸国のベンチャー企業への投資により傾いているという。環球時報が伝えた。
そのほか、市場研究会社CB InsightsとPwC(プライスウォーターハウスクーパース)の報告書によると、2017年第2四半期におけるアジアの民間テクノロジー企業に対するベンチャーキャピタル額(193億ドル)は、初めて米国のそれ(184億ドル)を追い越したことがわかった。中国は世界的なベンチャーキャピタルにとっての中心地の1つとなり、過去2年間におよそ800億ドルのベンチャーキャピタルが中国企業に殺到していた。
米国のテクノロジーサイト、TechCrunchは、「中国はすでにインターネットテクノロジーの新たな寵児になり、多くの後発的な分野で米国を追い越している。しかし、安定した利益モデルと技術的な優位性をいかに生み出すかという面に関して、中国のベンチャー企業はより大きな努力を払う必要がある」と、伝えている。
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