【新華社鄭州10月24日】中国旅遊研究院は21日に河南省開封市で、『中国教育旅行発展報告』を発表した。同報告によると、素質教育理念の深まりと観光産業のクロスオーバー融合にともない、教育市場のニーズが持続的に顕在化しており、中国の教育旅行市場の全体的規模は1千億元を超える見込みだ。
同研究院のアンケート調査によると、回答者の4分の3が教育旅行に理解を示し、約80%が「教育旅行に興味がある」と答え、約60%が「教育旅行に参加したことがある」と答え、このうち約70%が「大学や教育機関を通じて教育旅行に参加した」という。
同報告は、「教育旅行産業の規模と市場の可能性は大きい。特に、教育旅行が現役の学生にとって欠かせない存在になるので、今後3~5年間に教育旅行の教育機関における浸透率が急速に上昇することが予想される。大まかな統計によると、教育旅行市場の全体的規模は1千億元を超える見込みだ。これに成年層や高齢者層の教育旅行ニーズが加わって、市場規模はさらに拡大することが予想される」との見方を示した。
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