【新華社ウルムチ10月26日】今年1-9月、新疆ウイグル自治区の対外貿易総額は前年同期比約30%増の1028億元となり、1000億元を突破した。このうち輸出額は同比27.8%増の888億5000万元で、輸入額は同比42.8%増の140億元となった。
ウルムチ税関の統計によると、新疆ウイグル自治区と「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」沿線の貿易パートナー間の輸出入額は同比35.6%増となり、同期の同自治区輸出入額全体の伸び率を約6ポイント上回った。カザフスタンとキルギスタンが主な貿易国となっており、輸出入総額は対カザフスタンが451億元、対キルギスタンが228億元で、いずれも前年同期と比べ大幅に増加した。
ウルムチ税関の統計分析専門家である陳国亮氏は、「一帯一路」の建設推進が新疆ウイグル自治区の企業の「海外進出」のため好機を作り出し、同自治区の対外開放戦略を実施する余地の更なる拡大に役立ち、同自治区の周辺国家との善隣友好的な協力関係の構築促進、また同自治区がその独特な地理的な優位性と西へ開かれた重要な窓口としての役割を発揮し、優勢相補・協力ウィンウィンな地域協力体系の構築に役立つとみなしている。
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