【新華社北京10月18日】2017年の国慶節ゴールデンウィークの期間中、深セン市のある家電量販店内で、新発売の中国産極薄テレビが輝くデビューを果たし、通りかかる人はみんな絶えず足を止めて、このテレビを眺めていた。CCTV財経チャンネルが伝えた。
このテレビのディスプレイは、一枚の絵画のようにガラス上に「貼り付け」られ、遠くから見るとあたかも空中に浮かんでいるかのようである。テレビのディスプレイがどうやって、このような薄さを実現できたのか。
技術スタッフが、実験室で専門の測定器具を用いて測量した。このテレビの厚さはわずか3.65ミリである。発売されたばかりのiPhone8の厚さは7ミリ程度であることから、このテレビのディスプレイの厚さはiPhone8のわずか半分ぐらいということになる。これは中国のテレビメーカーが現時点で製造した世界で最も薄いテレビである。
某家電企業の研究開発センターの姚文興副主任技師は次のように述べた。超極薄のディスプレイは、より厳しい工法が求められることを意味し、これによりディスプレイの良品率の低下、コストの上昇を招くことになる。2つ目は、熱の発散問題、3つ目に変形の問題がある。超極薄のディスプレイはより高い強度の背板で全体の平面度を保障することが求められる。
1958年の中国初のテレビ製造してから、1987年にテレビの生産量が日本を抜いて世界第1位になるまで、中国企業は計29年間の時間を費やした。この後、中国製造は世界のテレビ業界において、トップレベルの優位性を絶えず生み出している。
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