新華網パリ9月25日(記者/張雪飛)フランス・パリに本部を置く国連教育科学文化機関(ユネスコ)は21日に発表したプレスリリースで、現在、読む能力と数学能力が最低ラインに達していない児童•青少年の数が世界中で6億人以上に達すると述べ、国連の教育に関する持続可能な開発目標の実現に向け、各国に青少年が教育を受けられる機会を拡大することを重視するとともに、小中学教育の質の改善に力を入れるよう呼びかけた。
ユネスコ傘下の統計研究所の最新データでは、全世界の6-11歳の小学生にあたる児童のうち、全体の約56%を占める3億8700万人以上が読む能力と数学能力において最低基準に達しておらず、12-14歳の中学生にあたる青少年のうち、全体の61%を占める約2億3000万人がこの2つの能力において最低基準に達していないことが明らかになった。
プレスリリースは、基本的な読む能力と数学の能力を備えていない6億人以上の児童・青少年のうち、3分の2は在校生であり、これは授業の質と教室での学習の質を早急に向上させる必要があることを示していると指摘している。
(新華社より)
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