新華網ロシアウラジオストク9月19日(記者/呉登峰、張俊)中ロ合同軍事演習「海上連合2017」の第2段階演習が現地時間18日に正式に始まった。海軍軍事学術研究所の張軍社研究員によると、過去の「海上連合」演習と比べ、今回の演習は、演習海域や演習項目で多くの注目点が現れるという。
同研究員によると、演習区域は日本海を含むだけでなく、初めてオホーツク海まで拡大された。オホーツク海は千島列島とアジア大陸の間にあり、タタール海峡や宗谷海峡で日本海とつながり、千島列島をはさんで太平洋とつながる。寒帯の大陸性気候の影響で水温が低く、通常黄海や東中国海、南中国海などの温帯、亜熱帯、熱帯海域で活動している中国海軍艦船にとって、複雑で不慣れな海域での適応能力や対応能力、作戦能力を示す機会となることは間違いない。
同研究員はさらに、今回初めて合同潜水艦救難訓練が実施されることを指摘した。中国海軍は初めて、新型深海潜水救難艇を伴った潜水艦救難艦「長島」を演習に参加させると明らかにした。
(新華社より)
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