新華網北京9月19日(記者/闫子敏)外交部の陸慷報道官は18日、次のように表明した。「慰安婦」資料の世界遺産登録申請は世界の人々が歴史を銘記し、人類の尊厳を共に守ることに役立つだろう。中国側は日本側に歴史を直視し反省する承諾を確実に履行し、責任を持って「慰安婦」問題を善処するよう促す。
当日の記者会見で、ある記者は次のように質問した。報道によると、中国や韓国など8カ国の民間団体がユネスコの世界記憶遺産へ共同申請した「慰安婦」問題の資料は、来月に審査が行われ、登録される可能性がある。登録に成功すれば、日本国内でユネスコへの資金拠出の中止を求める声が高まるそうである。中国側はこれに対し、どのように評するのか。
陸報道官は、次のように述べた。「慰安婦」の強制連行は、日本の軍国主義が第二次世界大戦時に犯した重大な罪で、動かぬ証拠があり、否定してはならない。中国や韓国などの国・地域の十数個の民間団体が『慰安婦の声』を世界記憶遺産へ共同申請することは、世界の人々が侵略戦争の残酷さを十分に認識し、歴史を銘記し、平和を大切にし、人類の尊厳を共に守ることに役立ち、ユネスコの趣旨に完全に合致している。
陸報道官は、次のように表明した。分担金を予定通り納付することは、国際組織の加盟国として当然の義務だ。中国側は日本側に歴史を直視し反省する承諾を確実に履行し、『慰安婦の声』の登録申請に正しく対処し、誹謗中傷し干渉するような行為はせず、責任を持って「慰安婦」問題を善処し、実際の行動で国際社会やアジア隣国の信頼を得るよう促す。
(新華社より)
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