第12回中国留学者革新 起業フォーラム及び欧米同窓会北京フォーラムが12日、北京市で開かれた。グローバル化シンクタンク(CCG)は席上、「中国留学帰国者就職 起業調査報告書2017」を発表した。同報告書によると、海外で最高学位を取得した専攻科目を見ると、商科が47.3%で半数弱を占め1位になった。応用科学は2位(16.2%)、自然科学は最も低く7.4%。科学網が伝えた。
CCGの苗緑秘書長はこのデータについて、「海外で自然科学を学ぶ人は多く、帰国者数も近い将来、増加すると考えている。『千人計画』などの各種国家政策の実施に伴い、国が先端科学への支援が拡大している。これは人材導入の重要な方向性だ。個人的な経験で言うと、私はより多くの留学生が海外で勤務歴を作ってから帰国することを願っている。これは自身の職業生涯にはプラスになる」と話した。
商科の比率が最高となったが、IT、通信、電子、インターネット業界が金融業を抜き、留学帰国者の就職数が最多の業界になっている。個人 民間企業への就職の割合も高まっている。また留学帰国者は留学の効果と価値に肯定的な態度を持ち、半数以上が帰国5年内に留学の経済的費用を取り戻せると考えている。
留学帰国者が選択する起業先を見ると、北京は科学技術革新センターとして最優先されている。また、成都や武漢などの特色ある二線都市が、自分たちの能力を発揮できる新たな都市になっている。経済発展、人脈、環境の快適性、文化の多元性と包括性、資源集中への留学帰国者の承認度は3分の1以上に達しており、産業の基礎、関連施設、人材政策が続いている。都市発展のソフトパワーが、留学帰国者から注目されていることが分かる。
(人民網日本語版)
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