国連世界食糧計画(WFP)カメルーン事務室のアブドゥライエ・バルデ主任は11日、「中国がカメルーン国境内にいる中央アフリカ共和国の難民を援助することは称賛すべきことで、中国が難民問題解決において重要な役割を果たしている」と評価しました。
カメルーンの首都ヤウンデで同日、中国援助物資受取式が行われました。バルデ主任は、「カメルーンを含むアフリカ国家は中国の緊急援助物資を受け取ると同時に、中国の発展経験から有益な啓発を吸収できる」と述べました。
中央アフリカ共和国はここ数年、情勢が非常に不安定なため、難民の数が急激に増えています。統計によりますと、カメルーンは27万人以上の中央アフリカからの難民を受け入れています。WFPは資金に限りがあるため、やむを得ず昨年10月から難民に対する食料品援助の定額を半分にまで削減していました。今回の中国の援助によって、約5万人の難民を救うことができるということです。
(中国国際放送局)
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