新華網ニューヨーク8月10日 中国人女性旅行客の趙燕さんが2004年、ナイアガラの滝を観光中に米国移民当局の警備員に殴打された事件について、7日、米国政府が趙燕さんに約46万米ドル(約308万元)を賠償する判決が下された。
2004年7月21日、中国天津出身の趙燕さんはナイアガラの滝を米国側から観光していた際、米国移民局の警備員であるロバート・ローデス容疑者に違法薬物の密輸犯人と間違われ、ペッパースプレーを吹き付けられたうえ殴打された。ロバート・ローデス容疑者は当初、停職処分となり刑事事件として起訴されたが、2005年に無罪判決となった後は復職していた。2006年、趙燕さんは民事訴訟を起こし、米国政府に1000万米ドルの賠償を要求した。
(新華社より)
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