中国旅行予約サイト・途牛旅遊網が2日に発表した「2017年上半期オンライン域外旅行消費分析」によると、今年上半期に中国人客の間で人気の高かった10大域外旅行目的地は、プーケット島、バリ島、大阪、京都、パリ、南都留郡、ローマ、クラビ、ニャチャン、福岡となった。
国別に見ると、タイ、日本、インドネシア、ベトナム、シンガポール、フランス、マレーシア、イタリア、モルジブ、スイス、米国などが、最も人気の高い域外旅行目的地となった。
一部のニッチな目的地も、中国人客から注目された。同サイトのモニタリングデータによると、今年上半期の中国人観光客の増加率が高かった10の目的地(国)は、モロッコ、ブルガリア、アイスランド、セルビア、ポーランド、ケニア、ロシア、豪州、ギリシャ、スリランカ。
報告書によると、域外旅行者数が増加すると同時に、中国人客の旅行のスタイルにも変化が生じている。
まずは良好な旅行環境により、中国人客が目的地に滞在する時間が長くなっている。同サイトのモニタリングデータによると、同サイトの利用者は今年上半期、域外短距離旅行で1週間前後の商品を多く選択した。長距離は12日前後の人気が高かった。
次に、バスで眠り、バスを降りて写真を撮影し、店に入り爆買いしていた中国人客も今や体験を重視し、飲食・娯楽・宿泊にお金を使いたがるようになった。同サイトのモニタリングデータによると、今年上半期に現地での娯楽商品を予約した人の数が、前年同期比で62%増加した。
また中国人客は南の島の旅行にも積極的だ。今年上半期に中国人客の間で最も人気の高かった南の島は、プーケット島、バリ島、モルジブ、サイパン、ロングビーチ、サバ、サムイ島、ニャチャン、モーリシャス、フィジーとなった。昨年上半期と比べると、モーリシャスやフィジーなど高級目的地の人気が上がった。
(チャイナネット)
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