ドル安が進行するなか、中国為替管理当局発表の人民元対米ドル基準値は1日に1ドル=6.7148をつけ、1ドル=6.72元という心理的な節目を突破した。
元高 ドル安がさらに続き、A株の国際投資家への魅力が高まることはあるだろうか。大通証券北京営業部市場責任者の李竜栓氏は2日、中国経済網の番組「中韓財経連線 滬港通」で「元高 ドル安の最も主要な原因は、米ドル指数の低下だ。その最も主要な原因は、米国経済が予想ほど順調ではなく、さらに一定の動揺がありうることだ」と指摘した。
李氏は「中国の経済指標は最近、市場の予想を上回っている。元高はまた、A株にとって大きなメリットとなる。まずは上場輸出企業に利益となる。次に不動産銘柄だが、これは不動産価格の上昇を促すからだ。それから製紙 航空セクターだ。航空関連銘柄は負債比率が高い。原油価格はドル建てで、価格低下が航空会社のコスト低下につながるからだ」と話した。
(チャイナネット)
推薦記事: