新華網東京8月2日 東京大学は1日、同大学分子細胞生物学研究所の渡辺嘉典教授らが科学雑誌の英「ネイチャー」や米「サイエンス」などへ発表した論文5本に、グラフのねつ造などの研究不正があったと発表した。
同大学によると、匿名の告発により、昨年7-12月期から同教授と当時の准教授1名が発表した論文7本の調査を開始した。調査では、彼らが「ネイチャー」や「サイエンス」などに発表した論文5本に、グラフやデータのねつ造などの研究不正があったと認定した。
同大学は、同教授が発表したその他の論文26本についても引き続き調査を行い、状況に基づいて処理するとした。
(新華社より)
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