バトナソン(巴图那松)さんと牧場の羊
内蒙古自治区シリンゴル盟の鑲黄旗は近年、畜牧業構造調整の推進に従って、「チャハル羊」のブランド羊としての飼育を行っています。これにより、牧畜民の収入増加が加速しています。
300頭あまりのチャハル羊を所有する牧畜民のバトナソン(巴图那松)さん(33歳)は、2004年からチャハル羊の飼育をはじめたことで、年間15万元(約200万円)の収入を得られるようになったそうです。バイクやSUV、そして県内に庭付きの家も買うことができました。
チャハル羊の群れ
バトナソンさんは、「牧場の面積はあまり大きくなく、天気も恵まれずに干ばつが多いが、チャハル羊を育てることには適している。最もありがたいのは、値段が高いことだ」として、このブランド羊の飼育がこの地域に適合しているのだと話します。
この牧場では今年、羊舎を拡張するために20万元(約300万円)を投資する予定だということです。
牧場のあるバインチャカン村(巴音查干村)
羊舎の様子
拡張工事中の羊舎
(中国国際放送局)
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