8月1日から7日の1週間は、第26回世界母乳育児ウィークにあたります。権威ある研究報告によりますと、母乳での育児は健康面においても経済面においてもメリットが非常に多いものの、グローバルな範囲で捉えると、女性が母乳で育児をする為の環境づくりはまだ足りていません。こうした環境の中で、現在、中国は様々な措置を施し、母乳育児率の向上に努めています。
今年の世界母乳育児ウィークは「みんなで進める母乳での育児」をテーマとし、社会と一般大衆の母乳による育児の重要性についての正しい認識と母乳育児活動への支持を促進し、赤ちゃんや母親を保護する社会的雰囲気を作り上げようとすることを目的としています。
これを前に開かれた31日に北京で開催された母乳での育児を促進するサミットフォーラムでは、専門家から「赤ちゃんにとって母乳で育つ意義は非常に大きい。母乳の中には、0か月から6か月までの赤ちゃんの成長と発育に必要な栄養が含まれており、特に、母乳の中の独特な抗体は赤ちゃんの呼吸器感染やアレルギー、下痢などの病気の発生を予防する効果がある」との指摘が行われました。
(中国国際放送局)
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