新華網北京7月27日 科学研究者は一種の唾液タンパク質遺伝子の進化過程を分析することで、およそ15万年前に、サハラ以南のアフリカ人の祖先が今までにない未知の原始人類と遺伝子交流があったことを発見した。
米ニューヨーク州立大学バッファロー校が発表したプレスコミュニケによると、この「幽霊」人種はホモエレクトゥスの一種の可能性があり、また既知の原始人類とは異なる一種である可能性もあるという。この発見はさらに、現在の人類、すなわちホモサピエンスは他の原始人類間との遺伝子交流が珍しくなかったことを明らかにしている。
ここ数年、ますます多くの研究により、ネアンデルタール人やデニソワ人を含むホモサピエンスの祖先が他の原始人類と遺伝子交流があったことが分かっている。英国の科学雑誌『Molecular Biology and Evolution(分子生物学と進化)』で発表されたこの研究は、ホモサピエンスの血統が従来考えられていたものよりはるかに複雑であることを意味している。
(新華社より)
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