中国民政省が25日に発表したところによりますと、今年に入ってから今月24日までに、各種の自然災害により、8000万人以上が被害を受け、402人が死亡し、直接的な経済損失は1700億元(約2兆8000億円)を超えたということです。
民政省災害救援局の厖陳敏局長の紹介によりますと、自然災害のうち、土砂災害が最も多く、そのほか、干ばつ、雹害、台風、地震、土石流、凍害、雪害、森林火災なども起きています。政府は各地の災害支援のため約12億元(約200億円)拠出しているほか、テント1万8000張り、布団や服9万枚などを支援しました。さらに、極端な天候が今後も多発する可能性があると予想されており、民政省は災害対応の準備を整えていく方針だということです。
(中国国際放送局)
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