新華網上海7月4日(記者/周蕊)中国大陸は稼働中の原子力発電ユニット数で世界4位に、建設中の原子力発電ユニット数で世界一位となり、原子力は中国ですでに規模化発展の新時代に入り、中国は現在原子力開発の中心となりつつある。これは記者が3日、当地で開催された第25回国際原子力工程会議で得た情報だ。
中国原子力学会理事長で中国工程院院士の李冠興氏は上海で、次のように語っている。原子力はクリーンで安全かつ効率的な新エネルギーであり、世界が持続可能な低炭素社会の発展を手を携えて推進するための重要なエネルギーだと言える。原子力は中国ですでに規模化発展の新時代に入り、中国は現在原子力開発の中心となりつつあり、世界の原子力開発のために力強い原動力を注ぎ込むだろう。現在、中国大陸で稼働中の原子力発電ユニットは36基、建設中の原子力発電ユニットは20基で、総設備容量は約5693.5万キロワットに及ぶ。2020年までに、中国で稼働中及び建設中の原子力発電ユニットの設備容量は8800万キロワットに達する見通しだ。「第13五カ年」規画の期間中、中国はモデル的な高速増殖炉を代表とする先進的な原子力システム工程や宇宙用原子力科学技術のモデル的工程といったいくつかの重要なプロジェクトを実施する予定だ。
(新華社より)
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