毎日数時間、または丸1日スマートデバイスが使えなくなったら、どのような感覚になるだろうか。ドイツ通信社の29日の報道によると、ドイツのマーケティングリサーチ会社GfKは、世界17カ国の2万2000人を対象に調査を実施した。その結果、34%がスマートフォン、タブレットPC、テレビなどのスマートデバイスが使えなくなったら「耐えられない」と回答、「差し支えない」と回答したのはわずか16%だった。
調査によると、最もスマートデバイスを手放せないのは中国人である。中国人回答者の43%が「数時間、または丸1日スマートデバイスを使えないのは困る」と回答。「困らない」と回答したのはわずか5%だった。専門家は、これは中国人の生活にスマートデバイスが欠かせない存在であることと関係していると分析。中国ではスマートフォンがあれば生活のさまざまなことができる。スマートデバイスを「手放せない」2位から4位はブラジル(42%)、アルゼンチン(40%)、メキシコ(38%)。米国は31%だった。報告は、新興国ではスマートデバイスに対する依存度が高く、スマートデバイスのこれらの国の経済と生活における役割を示しているとした。
スマートデバイスがなくても困らない国の多くが欧州だった。最高はドイツで、35%が「使えなくてもいい」と回答。続いてオランダ(30%)とベルギー(28%)が高い。「差し支えない」人は、スマートデバイスを使わない時間に読書、友人と会う、トレーニングをする、ショッピングをするなどと答えた。また、若い人ほどスマートデバイスが手放せないことがわかった。
(チャイナネット)
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