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習近平主席の訪問はロ中の各分野での協力を推進するだろう―オレシュキン・ロシア経済発展大臣にインタビュー
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-07-03 15:47:32 | 新華網 | 編集: 郭丹

   新華網モスクワ7月3日(記者/範偉国 胡暁光)オレシュキン(Oreshkin)・ロシア経済・発展大臣は、「ロシアは現在、ロ中首脳会合に向けて包括的な重要書類を準備しているところだ。」「私は習近平主席の今回の訪問が、2020年までに二国間の貿易額を2000億ドルまで引き上げるという既定の目標に双方を近づける助けになると信じてる。」と語った。

   オレシュキン氏は2016年11月、ロシアのプーチン大統領に経済 発展大臣に任命された。当時は34歳で、ロシアで最も若い経済 発展大臣だった。

   オレシュキン氏は、「中国はロシアの近隣にあるだけにとどまらず、ロシアの主要な経済貿易パートナーだ。双方の共同の努力のもと、2016年には二国間貿易の発展におけるマイナス傾向の消去に成功し、貿易額が4%近くまで増加し、ロシア側の統計によれば660億ドルに達している。2017年1月-4月の貿易額は前年同期比37 %増で、245億米ドルを上回った。」と語った。オレシュキン氏は更に、「貿易発展の態勢を考慮すると、最近の二国間貿易額は800億ドルに達している可能性がある。」と語っている。 ロシア極東開発におけるロ中協力の状況について話が及んだ際、オレシュキン氏は次のような見方を示した。ロシアは極東地域に15の先進社会経済発展区(TOR)を設置し、今年の4月10日までに実施項目の申請253件を受け取り、そのうちの152件の申請に許可を与えている。これらのプロジェクトの投資総額は4940億ルーブル(約82億3000万ドル)に上る。TORに入居する企業のうち、中国資本として参与した企業は8社で、投資額は約1370億ルーブル(約22 . 8億ドル)に達する。

   また、中国のビジネス界は極東の国境地域内のプロジェクトにかなりの興味を示している。2017年第1四半期のデータによると、海浜辺境区だけでも中国に投資した企業が208社にのぼった。比較的大型プロジェクトには「ウスリースク-康吉」経済貿易協力区や「華宇」経済貿易協力区が含まれる。

   「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)構築とユーラシア経済連合(EEU)の連結推進に関する重要な意義について話が及んだ際、オレシュキン氏は、「EEUと『一帯一路』構築の連結は新たな可能性を創り出し、ユーラシアの空間が商品の流動により適し、最大限に簡素化させたプロセスを推し進め、物流インフラを改善するだろう。また、双方は第三市場に向けた製品供給などを含む共同投資プロジェクトを設立することも可能だ。」と語った。

 

(新華社より)

 

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新華網日本語

習近平主席の訪問はロ中の各分野での協力を推進するだろう―オレシュキン・ロシア経済発展大臣にインタビュー

新華網日本語 2017-07-03 15:47:32

   新華網モスクワ7月3日(記者/範偉国 胡暁光)オレシュキン(Oreshkin)・ロシア経済・発展大臣は、「ロシアは現在、ロ中首脳会合に向けて包括的な重要書類を準備しているところだ。」「私は習近平主席の今回の訪問が、2020年までに二国間の貿易額を2000億ドルまで引き上げるという既定の目標に双方を近づける助けになると信じてる。」と語った。

   オレシュキン氏は2016年11月、ロシアのプーチン大統領に経済 発展大臣に任命された。当時は34歳で、ロシアで最も若い経済 発展大臣だった。

   オレシュキン氏は、「中国はロシアの近隣にあるだけにとどまらず、ロシアの主要な経済貿易パートナーだ。双方の共同の努力のもと、2016年には二国間貿易の発展におけるマイナス傾向の消去に成功し、貿易額が4%近くまで増加し、ロシア側の統計によれば660億ドルに達している。2017年1月-4月の貿易額は前年同期比37 %増で、245億米ドルを上回った。」と語った。オレシュキン氏は更に、「貿易発展の態勢を考慮すると、最近の二国間貿易額は800億ドルに達している可能性がある。」と語っている。 ロシア極東開発におけるロ中協力の状況について話が及んだ際、オレシュキン氏は次のような見方を示した。ロシアは極東地域に15の先進社会経済発展区(TOR)を設置し、今年の4月10日までに実施項目の申請253件を受け取り、そのうちの152件の申請に許可を与えている。これらのプロジェクトの投資総額は4940億ルーブル(約82億3000万ドル)に上る。TORに入居する企業のうち、中国資本として参与した企業は8社で、投資額は約1370億ルーブル(約22 . 8億ドル)に達する。

   また、中国のビジネス界は極東の国境地域内のプロジェクトにかなりの興味を示している。2017年第1四半期のデータによると、海浜辺境区だけでも中国に投資した企業が208社にのぼった。比較的大型プロジェクトには「ウスリースク-康吉」経済貿易協力区や「華宇」経済貿易協力区が含まれる。

   「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)構築とユーラシア経済連合(EEU)の連結推進に関する重要な意義について話が及んだ際、オレシュキン氏は、「EEUと『一帯一路』構築の連結は新たな可能性を創り出し、ユーラシアの空間が商品の流動により適し、最大限に簡素化させたプロセスを推し進め、物流インフラを改善するだろう。また、双方は第三市場に向けた製品供給などを含む共同投資プロジェクトを設立することも可能だ。」と語った。

 

(新華社より)

 

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