新華網北京7月4日 「中国はどれだけ治安が良いか。」最近は、この問いについて各国のネットユーザーが活発に討論を繰り広げている。答えはほぼすべて「イエス」で、中国を旅行、又は就業、学習したことのある多くの外国人は、中国の治安環境を称賛している。中国は本当に安全なのだろうか。外国人は何故、中国で安全と感じるのかという話題について、記者は中国に在住する外国人を取材した。
一、深夜に外出できる
スウェーデン人の俳優、ティモシー・ピロッティさんは中国で2年間、京劇を学んだ。ピロッティさんは、北京で深夜に一人で外出、又は食事会後に帰宅しても、身の危険を感じることがないと語る。米国人ネットユーザーのマイケル・フリードマンさんは次のように自分の体験を語った。「深センで、早朝によく散歩した。ある時、午前4時に公園を散歩したとき、樹木の後ろから音が聞こえたのでひどく驚いた。見てみると、老人たちが太極拳をしていた。」
二、セキュリティーが厳しい
上海で就業するベロッティさんは、こう語る。中国の地下鉄は安全検査を行う検問がある。深夜に都市の公共交通設備の中にいても、身の危険を感じたことはない。
三、銃の取締まりが厳重。
43歳のコーベ・マクシーさんは上海とヨハネスブルグを頻繁に往復している。マクシーさんは中国政府は銃器の所持を禁止しているため、このことだけでも、安全に何の心配もないと感じるには十分だと話す。27歳のアフリカ系米国人のマシュー・ベアさんは米国で銃が氾濫する問題を提起し、中国にこういった問題がないことに、ある種の違和感さえ感じると語る。
四、治安管理が緻密
フランス・エクス—マルセイユ大学の大学院生のジュールズ・イザックさんは中国政府が公共の安全を維持するために努力していることは誰の目にも明らかで、例えば、人が密集する場所で、制服を着た警官が公共の秩序を維持し、危険物質が公共エリアで使用されるのを効果的阻止していると語る。
五、人民は熱意に溢れ、帰属感を実感できる
貴陽で生活する外国人ネットユーザーのファイザン・サファウェイさんは「私は貴陽で、素晴らしい善意を十分に体験し、当地の親切な住民に手厚く助けられた。中国は永遠に孤独や不安を感じない国だ。」と語った。
六、警務法執行の国際化
今年6月、中国公安部は8人の警官をイタリアに派遣し、ローマ、ミラノ、フィレンツェ、ナポリなどの中国人観光客が多い4都市でイタリア人の警官と合同で巡回した。中国の警官がイタリアで合同巡回を実施するのは今回で2回目になる。同時に、今年5月の連休前後に、イタリアの警官4人が中国の警官と北京、上海などの一部の観光地で合同パトロールを行った。ますます多くの地域で、国境を越えた警務の提携が行われ、海外の公民の安全と利益の保護がより重視され、中国人は海外に居ても安全を実感できる。
当然ながら、外国人からの中国の治安への賞賛について、心穏やかに感じた後に、冷静に思考すべきだ。世界がリスク社会と化し、中国のさまざまな矛盾点が複雑さを増す中で、国の長期的な安泰をいかに実現するかという点は依然として大きな課題になっている。(記者 劉峣)
(新華社より)
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