中日国交正常化45周年を記念して、「黄檗文化芸術展」が1日、日本の京都府宇治市万福寺で開幕しました。この展示会は中国福清黄檗文化促進会、日本黄檗文化促進会などの共催によるもので、中日両国各界からおよそ300人が開幕式に出席し、展示を見学しました。
福建省福清の黄檗山は黄檗文化の発祥地です。1654年、福清黄檗山万福寺の高僧である隠元氏が30人余りの弟子を率いて厦門から日本に渡って禅宗を広め、その後、黄檗宗を創設しました。隠元高僧が当時の中国の先進的な文化と科学技術を日本に伝え、江戸時代の経済と社会の発展に重要な影響をもたらしました。
今回の文化芸術展は撮影展、漆絵展、琴の生演奏の三つから構成されています。
文化芸術展を見学した京都府日中友好協会の田中彰寿会長は、「黄檗文化が日本の経済と文化に与えた影響に非常に驚いた。今後、よりたくさんの日本人が中国へ行って、実体験を通して中日文化交流に対する理解を深めてもらいたい」と話しました。
(中国国際放送局)
推薦記事: