新華網北京6月14日 ここ5年間、中国は宇宙飛行分野で成功を重ねています。神舟11号から天舟1号まで、北斗衛星から長征シリーズロケットまで、中国の宇宙飛行は成果を収めるとともに国民生活を改善しています。
4月20日午後7時41分35秒、海南文昌発射場では、新型運搬ロケット長征7号が無人宇宙貨物船天舟1号を搭載し、打ち上げられました。
中国宇宙飛行分野は発射の精度が高いだけでなく、広範囲に渡って成果を収めています。中型、大型運搬ロケット技術は大きく進展し、北斗衛星測位システムはアジア太平洋地域の網羅を実現させて、有人実験施設の任務が完成しました。
宇宙飛行技術は社会生活に広く応用されています。中国国防科学工業局のシニアエンジニア田玉龍氏は「中国の衛星技術は気象予報、正確な衛星測位、防災・減災、環境観測、都市・農村計画、資源探測、農業分野などに用いられ、国民生活を改善している。それによる年間生産高は2000億元を超えている」と紹介しました。
また、衛星技術のほか、中国の有人宇宙飛行、空間科学技術の二次開発と応用成果は、新材料、スマート生産、電子情報などの関連分野の発展を支え、国民の生活に取り入れられています。
今年の中国宇宙飛行の日に開催された科学普及展の現場に設けられた高層ビル消火システムは、ロケット発射の技術によってできたものです。
(中国国際放送局)
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