イラク議員は12日、モースル東部にある避難民キャンプで約900人が食中毒の症状を訴えていると発表しました。
イラク議会の避難民キャンプの担当議員によりますと、モースル東部にあるハサンシャムU2避難民キャンプで約900人に食中毒の症状があり、患者は医療機構に運ばれて治療を受けているということです。患者の大多数は女性と子供で、現在のところ、食中毒の状況は抑えられており、死亡者は出ていません。
ハサンシャムU2避難民キャンプは、モースル東部30キロに位置し、数週間前にできたばかりで、主にモースル西部から非難してきた市民を受け入れています。去年10月から始まったモースル奪回戦ではすでに70万人以上の住民が家を無くしました。モースル西部の戦争は、今もなお続いています。
(中国国際放送局)
関連記事: