新華網ウィーン6月2日(記者/劉向)オーストリアのテレビ局・OKTOのユングヴィルト局長は先日、新華社記者のインタビューに応じた際、「私たちの番組では、中国は素晴らしい国で、ヨーロッパ人がその発見の旅に足を踏み入れる価値があることを人々に伝えています。」と語った。
オーストリアの公共テレビ局として、OKTOが作った中国紹介番組は大変すばらしいもので、すでに現地の視聴者に中国の状況を伝える窓口になっている。ユングヴィルト局長は、180万の人口を擁するウィーンでは、多くの人々が中国に興味を持ち、強い興味を抱いていると述べ、「私たちはより多くの現地の人々に中国を好きになって理解してもらい、中国を訪れてあちこち見て歩いてほしいと思います。」と語っている。
ユングヴィルト局長は次のように述べた。OKTOは2005年に創設された。オーストリアの国営テレビ局や商業テレビ局と異なり、OKTOはウィーンで生活するさまざまな文化背景を持つ移民層に特に注目し、文化の垣根を越えた(異文化)交流に着目してきた。OKTOの番組のほとんどはその提携パートナーが企画・制作し、テレビ局の22人の専属スタッフが提携パートナーにプランを提案し、スタジオを無料で提供し、会場の視聴者を集め、広告の推奨などのサポートを行っている。
ウィーンで生活する2万人余りの華僑華人は、当地の主要なマイノリティの一つだ。2012年にOKTOはトーク番組『中国の脈動』を放送し、当地の政府要人、学者、弁護士を招いて中国に関する話題を取り上げ、文化、政治、経済といったそれぞれの視点から中国の変革を紹介し、視聴者が中国の発展をより十分に理解し、一部の誤解を解くきっかけを作った。
ユングヴィルト局長は次のように述べた。近年は、何度も中国を訪問し、中国の同業者の仕事に対する好奇心と興味に満ちている。中国の浙江衛視との交流で、双方は協力の接点を見出した。2016年にOKTO は『浙江を発見』のシリーズ化された文化番組をドイツ語の字幕付きで放送した。番組は1年近く継続して放送され、視聴者の大きな反響を呼んだ。例えば、『浙江を発見』の第一部『西湖』で古都杭州の景色を展示し、その中に人文、歴史、変革、発展を体現した。番組放送後、多くの視聴者がこの優美な都市を旅行したいという感想を抱いた。
ユングヴィルト局長は、これらの番組を通じてオーストリア人が中国をより深く理解できることを願っていると表明し、また「我々の目的は視聴者にポジティブで美しく、素晴らしい中国を紹介することだ。」と述べた。
(新華社より)
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