新華網ワシントン4月20日(記者/劉陽 徐剣梅) 米国のトランプ大統領は18日、査証の審査見直しに関する大統領令に署名し、より多くの国産品を政府調達する措置を講じた。
トランプ大統領は同日、米国北部のウィスコンシン州のあるメーカーで演説を行った際に、「今回の行動によって、我々は強力なシグナルを世界に発信したが、それはアメリカ製品の使用を促し、アメリカ人労働者の雇用を確保するものだ。アメリカの(利益)を最優先するために全力を尽くす。」と述べた。
「アメリカ製品を買い、アメリカ人を雇おう」と題した大統領令は、米国政府の関係部門が現行の政府調達プロジェクトと移民審査プロジェクトの全面的な評価を行い、米国人労働者の利益を損なう抜け穴を塞ぎ、査証審査を見直すことによって、最も競争力を備えた人材が米国で就労し、生活するように働きかけることを求めている。
大統領令は「この大統領令の発効後、220日以内に、商務省長官が国務長官、行政管理予算局主任及び米国通商代表部とともに、大統領に報告書を提出しなければならない。このうち、政府予算による国産品の購入に関する法律の執行力度をいかにして引き上げるかという点も含まれる。」と規定している。
大統領令は次のように要求している。国務長官などの関係政府部門責任者は「最速のスピードで」新しい移民関連政策及び指導的意見を打ち出し、米国人労働者の利益を保護するべきだ。例えば、移民詐欺と移民政策の乱用に対する予防措置などだ。国務長官などの関係政府部門責任者はまた、「最速のスピードで、H1Bビザ審査を見直し、高いスキルを備えている、又は賃金水準が最も高い申請者に発給されることを保証するように提案した。」
(新華社より)
関連記事: