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総合:中国・カザフスタンの実務的協力が絶えず新たな段階へまい進し
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-04-18 14:17:43 | 新華網 | 編集: 郭丹

   新華網アスタナ4月18日(記者/周良)カザフスタンは中国の中央アジア地域における重要で友好的な隣国だ。中国の指導者が2013年9月にカザフスタンを訪れ、シルクロード経済ベルトの共同構築という壮大な構想を提起して以来、中国・カザフスタンの両国間の実務的協力は全面的に推進され、多くの成果を得て、絶えず新たな段階へまい進している。ここ数年、中国・カザフスタンの貿易協力は日増しに緊密となり、貿易構造が日増しに最適化・改善されている。カザフスタンはすでに中国にとって中央アジアで最大、独立国家共同体 (CIS)で2番目の貿易パートナーとなっている。この数年世界経済の低迷が中国・カザフスタン間の貿易に衝撃をもたらし、両国の貿易額が多少落ち込んだが、中国は依然としてカザフスタンの最も重要な貿易パートナーの一つだ。

   これとともに、カザフスタンはすでに中国のユーラシア地域における最大の対外投資対象国になっている。現在2600社余りの中国企業がカザフスタンで投資・興業し、地元の人々に数万の雇用を創出した。まさにナザルバエフ大統領が述べた通り、中国・カザフスタン関係は経済分野における互恵協力の模範だと言える。

   両国の生産能力協力はまさに発展しつつあり、その見通しが広く、すでに51のアーリーハーベストプログラム(「早期収穫」プログラム)を初歩的に達成し、契約総額は260億ドル余り(1ドルおよそ6.87人民元)に上る。アスタナ市初のライトレール、アルマトイ市の大口径鋼管工場、コスタナイ州での江淮汽車の組立メーカー、パブロダール州のポリプロピレン生産工場、北カザフスタン州の農産物加工企業、南カザフスタン州のシムケント製油所などの17のプロジェクトがすでに或いは間もなくその建設をスタートさせる見通しで、関連プロジェクトの総額は120億ドル近くに及ぶという。

   相互接続はシルクロード経済ベルトの建設の重要な内容だ。ここ数年、中国・カザフスタン両国のインフラ整備と交通分野の協力が加速している。中国・カザフスタン両国は現在、通年相互に開放されている口岸(通関地点)5ヶ所、クロスボーダー輸送のオイルガスパイプライン5本、クロスボーダーの幹線鉄道2本を有している。

   ここ数年、中国から中央アジアへ向かうか、中央アジア諸国を経て欧州へ向かう多くの貨物列車が次々と開通しており、それには「渝新欧鉄道」(重慶-デュイスブルク)、「鄭新欧鉄道」(鄭州市―欧州)、「漢新欧鉄道」(武漢―欧州)、「連新欧鉄道」(連雲港-欧州)、「義新欧鉄道」(義烏-マドリード)といった中国と欧州を結ぶ貨物列車が含まれる。中国と欧州を結ぶ多くの貨物列車の開通が、ユーラシア横断大通路の構築のために強固な基盤を打ちたてたことで、中国・カザフスタン両国間の貨物の輸送量及び中国貨物がカザフスタンを通過して欧州へと運ばれる輸送量が大幅に増加した。

   江蘇省連雲港の中国・カザフスタン国際物流基地が2014年5月に正式にオープンした。当プロジェクトはカザフスタンが中国で建設した大型の物流基地のことを指し、カザフスタンの貨物はこれによりアジア太平洋地域へ入る中継基地を得たことになる。中国・カザフスタンの相互接続のもう一つの大きな重点プロジェクトとして、「西欧-中国西部」国際ハイウェイ( 略称は「双西」ハイウェイ)のカザフスタン国内区間のほとんどの改修工事はすでに完成しており、カザフスタンの国内区間が今年に全線開通する見通しだ。ハイウェイの完成後、中国の貨物はこの交通動脈を通じて直接西欧諸国まで運ばれることが可能となる。

   中国・カザフスタンの経済貿易協力が日増しに緊密になると同時に、両国間の人的・文化的交流も絶えず深まっている。カザフスタンには孔子学院4箇所と多くの孔子教室が開設され、ますます多くのカザフスタン人が中国語を勉強し始めており、今では1万3000人以上のカザフスタン人学生が中国に留学している。

 

(新華社より)

 

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新華網日本語

総合:中国・カザフスタンの実務的協力が絶えず新たな段階へまい進し

新華網日本語 2017-04-18 14:17:43

   新華網アスタナ4月18日(記者/周良)カザフスタンは中国の中央アジア地域における重要で友好的な隣国だ。中国の指導者が2013年9月にカザフスタンを訪れ、シルクロード経済ベルトの共同構築という壮大な構想を提起して以来、中国・カザフスタンの両国間の実務的協力は全面的に推進され、多くの成果を得て、絶えず新たな段階へまい進している。ここ数年、中国・カザフスタンの貿易協力は日増しに緊密となり、貿易構造が日増しに最適化・改善されている。カザフスタンはすでに中国にとって中央アジアで最大、独立国家共同体 (CIS)で2番目の貿易パートナーとなっている。この数年世界経済の低迷が中国・カザフスタン間の貿易に衝撃をもたらし、両国の貿易額が多少落ち込んだが、中国は依然としてカザフスタンの最も重要な貿易パートナーの一つだ。

   これとともに、カザフスタンはすでに中国のユーラシア地域における最大の対外投資対象国になっている。現在2600社余りの中国企業がカザフスタンで投資・興業し、地元の人々に数万の雇用を創出した。まさにナザルバエフ大統領が述べた通り、中国・カザフスタン関係は経済分野における互恵協力の模範だと言える。

   両国の生産能力協力はまさに発展しつつあり、その見通しが広く、すでに51のアーリーハーベストプログラム(「早期収穫」プログラム)を初歩的に達成し、契約総額は260億ドル余り(1ドルおよそ6.87人民元)に上る。アスタナ市初のライトレール、アルマトイ市の大口径鋼管工場、コスタナイ州での江淮汽車の組立メーカー、パブロダール州のポリプロピレン生産工場、北カザフスタン州の農産物加工企業、南カザフスタン州のシムケント製油所などの17のプロジェクトがすでに或いは間もなくその建設をスタートさせる見通しで、関連プロジェクトの総額は120億ドル近くに及ぶという。

   相互接続はシルクロード経済ベルトの建設の重要な内容だ。ここ数年、中国・カザフスタン両国のインフラ整備と交通分野の協力が加速している。中国・カザフスタン両国は現在、通年相互に開放されている口岸(通関地点)5ヶ所、クロスボーダー輸送のオイルガスパイプライン5本、クロスボーダーの幹線鉄道2本を有している。

   ここ数年、中国から中央アジアへ向かうか、中央アジア諸国を経て欧州へ向かう多くの貨物列車が次々と開通しており、それには「渝新欧鉄道」(重慶-デュイスブルク)、「鄭新欧鉄道」(鄭州市―欧州)、「漢新欧鉄道」(武漢―欧州)、「連新欧鉄道」(連雲港-欧州)、「義新欧鉄道」(義烏-マドリード)といった中国と欧州を結ぶ貨物列車が含まれる。中国と欧州を結ぶ多くの貨物列車の開通が、ユーラシア横断大通路の構築のために強固な基盤を打ちたてたことで、中国・カザフスタン両国間の貨物の輸送量及び中国貨物がカザフスタンを通過して欧州へと運ばれる輸送量が大幅に増加した。

   江蘇省連雲港の中国・カザフスタン国際物流基地が2014年5月に正式にオープンした。当プロジェクトはカザフスタンが中国で建設した大型の物流基地のことを指し、カザフスタンの貨物はこれによりアジア太平洋地域へ入る中継基地を得たことになる。中国・カザフスタンの相互接続のもう一つの大きな重点プロジェクトとして、「西欧-中国西部」国際ハイウェイ( 略称は「双西」ハイウェイ)のカザフスタン国内区間のほとんどの改修工事はすでに完成しており、カザフスタンの国内区間が今年に全線開通する見通しだ。ハイウェイの完成後、中国の貨物はこの交通動脈を通じて直接西欧諸国まで運ばれることが可能となる。

   中国・カザフスタンの経済貿易協力が日増しに緊密になると同時に、両国間の人的・文化的交流も絶えず深まっている。カザフスタンには孔子学院4箇所と多くの孔子教室が開設され、ますます多くのカザフスタン人が中国語を勉強し始めており、今では1万3000人以上のカザフスタン人学生が中国に留学している。

 

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