新華網ワシントン4月18日 米国ブルッキングス研究所及び英紙『フィナンシャル・タイムズ』が16日に発表した共同編集した追跡指数から、金融危機後の曲折と起伏を経験した後、世界経済の復興は「普遍と安定」に向かっていることがわかった。
「世界経済復興追跡指数」によると、先進国は合理的な経済成長段階に入りつつあり、デフレーションへの重圧も軽減され、新興経済体の状況も著しく好転し、昨年の新興経済体の経済成長指数はこれまでの平均水準を大幅に下回った。現在は2013年初頭以来の最高水準まで上昇している。
国際通貨基金（IMF）のラガルド専務理事はこのほど、世界経済の勢いが強まり、周期的な復興によって就業の機会が増加し、所得水準が上昇し、繁栄の度合いが上昇する希望が見え始めたと述べた。
ラガルド専務理事はまた、次のように指摘した。経済の下押すリスクが依然として存在し、政治的な不透明感、保護主義による脅威及び世界の金融環境の緊張の高まりなどが含まれている。各国は財政、通貨及び構造措置を通じて、「多くの手段を講じて」経済成長を支持するとともに、イノベーションによって生産率の向上を促進するべきだ。
IMF及び世界銀行春季会合が4月21日から23日にかけてワシントンで開催され、2大金融機関がそれより先に世界経済に関する最新評価報告書を発表する。
（新華社より）
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