新華網東京3月29日(記者/許縁)日本の東芝は29日、米国にある原発子会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)が破産手続きを開始したため、巨額の支出に直面することを明らかにした。
同社の2016年度(今年3月31日時点)の純損失額は、1兆100万億円(1ドル約111円)に達する見込みで、日本の非金融系企業として史上最多の損失額に上った。
ウェスチングハウス・エレクトリックの親会社である東芝は、同社に対し約8,000億円の債務保証を履行するため、財務危機がさらに増大すると見られる。
東芝の同日に公表された推定損失額は2月に予想された損失額3,900億円を大幅に上回り、日立の2009年度の7,873億円の損失額を上回り、日本の非金融系企業として過去最悪の業績となった。
(新華社より)
推薦記事: