汪洋副首相は、ロシアのアルハンゲリスクで開かれた第4回国際北極フォーラム(IAF)の開会式に出席した際、「中国は北極事務の参加者であり、建設者であり、貢献者である。中国は尊重、協力、持続可能という三大理念を持って北極事務に参加している」との考えを示しました。
汪副首相は北極事務への参加について次のとおり提案しました。①北極の生態環境保護を強化・優先すること、②科学調査を強化し、北極の保護と利用のための確かな基礎を築くこと、③法に基づき、北極資源を合理的に開発すること、④中国が北極の関係国と健全な作業メカニズムを作り、政策面での対話を強化することで、北極理事会の関連活動を積極的に支持すること、⑤中国は北極を平和的に利用し、国際法に基づいて見解の不一致を解消し、国際協力を通じて北極の航行の安全や環境災害などの課題を適切に処理すること。以上の5点です。
(中国国際放送局)
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