新華網ウラジオストク3月3日(記者/呉剛)トルトネフ・ロシア副首相兼極東連邦管区大統領全権代表は2日、ロシアの千島列島開発計画は日本との協力の制限を受けないと表明した。
イタルタス通信の報道によると、トルトネフ大統領全権代表は当日メディアに、「ロシアの千島列島開発計画は日本との協力の制限を受けず、ロシアは日本と協力して千島列島を開発したいという強い望みはなく、日本の参与がなくとも千島列島の開発は可能だ。」との見方を示したという。
トルトネフ大統領全権代表はまた、「現在ロシア政府は日本政府と千島列島開発の面で協議しているところで、その間千島列島の国境を超えた開発区計画を一時的に停止する見通しだ。しかし、日本との開発協力の面で効果的な進展が見られれば、ロシアは跨がって越える式の開発区建設計画を再開させる。」とも述べている。
トルトネフ大統領全権代表は、千島列島の跨がって越える式の開発区建設計画の総投資額は55億ルーブル(約0.94億ドル)で、当面の主な任務はいかにより良い条件を作り出してロシアの国内外の投資家をひきつけるかにあると指摘した。
(新華社より)
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