新華網北京2月22日(記者/侯麗軍)国務院の李克強総理は21日の午後、人民大会堂で中国を公式訪問中のフランスのカズヌーヴ首相と会談を行った。
李克強総理は次のように表明した。中仏関係の発展は良好で、中国と西側諸国との関係のトップを歩み続けてきた。中国側はフランス側と共に、戦略的高さから中仏関係をつぶさに把握し、相互尊重、平等な協力、互恵・ウィンウィンの理念を堅持して、両国関係を着実に発展させていきたい。中仏は同様に国連安全保障理事会の常任理事国で、幅広い共通利益と責任を持っている。当面の復雑で変化に富む激しい国際政治経済情勢のもと、中仏は意思疎通と協調を深め、各分野での協力を強化し、リスクや課題に共同で立ち向かい、世界に平和と安定の維持及び発展の促進に関する強いシグナルを出し、安定性により不確実性に対応していく必要がある。
李克強総理は次のように指摘した。欧州は多極化世界における重要な一極だといえる。中国側は欧州側と発展戦略を連結し、互恵協力を深め、ユーラシア大陸と世界の繁栄・発展を共に促進することを望んでいる。中国側は一貫して欧州一体化のプロセスを揺るぎなく支持し、団結、繁栄、安定の欧州連合(EU)を見届けられるよう望んでおり、これは中仏及び中欧関係に有利になるだけでなく、多国間主義とグローバル化の展開にとっても有利になるだろう。
(新華社より)
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