新華網東京2月10日(記者華義)日本・東京電力は連日にわたり1台の小型ロボットを福島第一原子力発電所(福島第1原発)2号機の格納容器内部に入らせ障害物を取り除く作業をさせようと試みたが、ロボットに故障が相次ぎ、関連作業を何度も中断した。
東京電力は9日、当日の朝2号機の格納容器内に1台の小型ロボットを投入し、格納容器内を自発的に移動させ、障害物に高圧水を噴射する作業が可能なはずだったが、ロボットは作業開始から約2時間後にその付属カメラの撮影画面が暗くなったため、ロボットを回収し、検査せざるを得なくなったと発表した。
東京電力が7日このロボットを使用した際には噴射する水を供給するポンプが故障し、中断を余儀なくされた。今回カメラの再度の故障に対し、東京電力は格納容器内で強い放射線を出していることと関連があるものとみて、引き続き原因を調査していくと表明している。
(新華社より)
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