中国共産党中央弁公庁と国務院弁公庁は7日、2020年末までに全国の生態保護レッドラインを画定するとともに、関連の制度を定めることを明らかにしました。
この生態保護レッドライン制度によって、特に重要な生態系機能を持ち、厳格な保護を必要とするエリアの線引きがなされます。これらの境界を定める「レッドライン」が、国の生態安全を確保できるかどうかを分ける限界となり、生命線となります。
計画では、まず今年末までに北京、天津、河北地域や、長江経済帯沿線の各省と直轄市、そして2018年末までに他の省や直轄市、最終的には2020年末までに全国の生態保護レッドラインを画定し、関連の制度がほぼ完成します。これにより、生態系の整備と効果的な保護、機能の安定化、安全構造の健全化が実現するということです。
(中国国際放送局)
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