新華網東京2月9日 2020年の東京オリンピックのゴルフ開催会場である霞ヶ関カンツリー倶楽部が、最近男女平等をどう実現させるかで頭を悩ませ、取締役会では今も決断ができないでいるという。
霞ヶ関カンツリー倶楽部は日本・埼玉県川越市に位置し、1929年に開設され、金持ち男性300人が「資金調達」して建設したプライベート倶楽部であり、日本で最も古く、最も有名なゴルフ倶楽部の一つで、かつて多くのトップレベルの試合が開催されてきた。
男子と女子のオリンピックのゴルフ競技が2020年に霞ヶ関で開催される。問題は霞が関カンツリー倶楽部が女性に正会員の地位を与えず、また女性の日曜日のプレーを禁止していることにあり、国際オリンピック委員会はこの振る舞いがオリンピック精神に違反しているとみなし、男女平等を考えて倶楽部を使用するよう求めている。
今年1月中旬、東京都は国際オリンピック委員会の意見に応じ、霞が関カンツリー倶楽部に女性が正会员となるのを認めるよう促した。霞が関カンツリー倶楽部の取締役会が7日この件のために東京で特別に会議を開いたが、いかなる結論にも達していないとのことだ。
(新華社より)
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