中国・国連平和発展基金指導委員会の初会合が3日、ニューヨークの国連本部で開催されました。
会議はヴィオッティ国連事務総長秘書室長が主宰し、中国側の委員で国連常駐の劉結一大使が出席しました。
劉大使は、「中国・国連平和発展基金の設立は、中国が国連と一層の実務協力を深めていく重大な措置であり、中国が国連の事業を支持して、国際平和と発展を維持するための戦略的な選択肢でもある。我々は共に努力して基金委員会を中国と国連が提携する注目に値するブランドにして、国連事業及び多国間協調主義、世界平和と発展の維持、人類運命共同体の偉大な目標を実現するために貢献していく」と述べました。
これに対して、ヴィオッティ秘書室長は「中国・国連平和発展基金の設立は、国連と中国の長年にわたる実務協力の一里塚である。国連は中国からの支持を感謝するとともに、基金が国連の国際平和と安全の維持に役割を果たし、持続可能なグローバル発展の方面においても更なる大きな役割を果たしていくと信じている」と述べました。
(中国国際放送局)
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