冬になると煙霧被害が深刻となり、煙霧の日の外出にはマスクの着用が欠かせない。このほど中国青年新聞社社会調査センターが、アンケート形式で2004人を対象に煙霧に関するアンケートを実施したところ、煙霧の日にはマスクを必ず着用すると答えた人が55.5%に達し、マスクを選ぶ際の基準としては付け心地の良さを重視すると答えた人が65.4%にのぼった。中国青年網が伝えた。
アンケートでは、煙霧の日にはマスクを必ず着用すると答えた人が55.5%に達した一方で、31.8%の人は状況を見て決めるので、着用するとは限らないと答えた。また12.6%の人は煙霧の日でもマスクを着用しないと答えている。
さらに、そのマスク選びにおいては付け心地を重視すると答えた人が65.4%で一番多く、64.6%の人が煙霧対策としての効果の強さを重視するとした。そのほかに重視する点として、受け入れられる価格(41.8%)や斬新でおしゃれなデザイン(20.6%)などが挙げられた。
14.8%の人はマスクは煙霧対策に明らかな効果があるとしたが、58.5%の人はマスクは煙霧対策として効果はあるが、はっきりしたものではないと考えており、18.1%の人に至っては効果は無く、単なる心理的な慰めに過ぎないと答えている。
また現在の煙霧対策マスクにはどのような問題があるかという問いに対しては、57.1%の人がその宣伝広告は大げさで信用できない点を指摘し、49.6%の人は偽物が多すぎる点、そして43.5%の人はその価格が高すぎる点を指摘している。またこの他にもデザインが合理的でなく、付け心地が悪い(39.7%)という回答や、種類が少なく選択の余地が無い(20.2%)といった回答があった。
煙霧対策マスク「マニア」を自称する任卓如さんは「現在売られているマスクの問題点のほとんどがその付け心地の悪さ。商品によってはあまりにもぴったりフィットしているので、顔が痛くなるほど。マスクの種類も多くなく、選択の余地が無い点も問題だ」と指摘している。
(人民網日本語版)
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