アマゾン中国がこのほど発表した2016年の海外通販の状況についての報告書をみると、昨年は海外通販の有効ユーザー数が大幅に増加している。16年12月現在のアマゾンの有効ユーザー数は14年に同報告書を初めて発表した時の23倍に増加したという。「北京晨報」が伝えた。
データをみると、アマゾン中国の海外通販利用者の約8割が35歳以下で、9割以上が大学卒業以上の学歴をもち、月収5千元(約8万2764円)以上の人の割合が15年の53%から16年は62%へと約10ポイント上昇した。これと同時に、海外通販では家庭が主力になっており、子どものいる家庭の占める割合が約84%に上った。海外通販はたまにする珍しいことから暮らしの中の当たり前のことへと徐々に変化している。
興味深いのは、若年層が海外通販を好むばかりでなく、高齢者も海外通販族の仲間入りをしつつあることだ。「1回の消費額が5千元以上」という基準でみると、60歳以上の消費者の占める割合が最も高い。
(人民網日本語版)
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