新華網ナイロビ1月17日(記者/金正、武笛)ケニアの首都ナイロビに本部を置く国連環境計画(UNEP)のエリック・ソルハイム事務局長はこのほど、中国が商業目的の象牙の加工・販売及びその製造を停止することを賞賛し、世界の野生動物保護事業において、近年で最も重大で、最も積極的な意義を持つ決定の一つだと評価した。
ソルハイム事務局長は新華社記者の取材を受けた際に、「私は中国政府のこの決定を大変、嬉しく感じている。なぜなら、アフリカ象を保護するための効果が迅速に現われる措置であるため、我々すべてが中国に賛同すべきだ。」と語った。
ソルハイム事務局長ははまた、次のように述べた。中国のアフリカでの影響力は日益しに強まっている。「我々は現在、貿易投資、インフラ建設などの分野で中国の存在を実感しているが、野生動物保護でも中国の努力を見ることができる。」
ソルハイム事務局長は中国の象牙取引禁止令は世界中の象とその他の絶滅の危機にある野生動物の救護・保護活動に新しい活力を注入すると讃えた。
(新華社より)
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