中国自動車産業、2016年の10大ニュース

　　【1】自動車生産販売台数が過去最高を更新、8年連続で世界一

　2016年1－11月の中国自動車生産台数は2502.7万台、販売台数は2494.8万台と再び過去最高を更新した。中国汽車工業協会の予測では、2016年の年間生産販売台数は2800万台を突破し、8年連続で世界最大の自動車生産国、新車販売市場となる見通しだ。

　　【2】排気量1600cc以下の自動車購入税半減措置の見直し

　中国財政部は2016年12月15日、「2017年1月1日から12月31日まで、排気量1600cc以下の自動車購入税の税率を7.5％とする」と発表した。2016年12月末までは、法定税率の半分にあたる5％だった。2018年1月1日より、税率は法定通りの10％に引き上げられる。