新華網北京1月5日(記者/孫辰茜)中国外交部の耿爽報道官は4日の定例記者会見で、中国側はフィリピンの東南アジア諸国連合(ASEAN)次期輪番議長国を務めることを支持し、中国―ASEAN関係をさらに新たな段階の導きを推進するよう示した。
耿爽報道官は中国政府が一貫としてASEANを周辺外交の最優先方向と見なしていると述べ、さらに次のように示した。2017年はASEAN設立50周年および中国―ASEAN観光協力年であり、二国間関係がレベルアップするチャンスを直面している。中国側はASEANと共に政策交流、戦略連結及び実務協力を更に強め、経済貿易、相互連結、生産能力などの分野での全方位的な協力を深化し、3回目の「5年行動計画」を着実に実施し、中国―ASEAN自由貿易自治区のグレードアップ成果の実現を促進する。同時に、観光協力年を成功裏に行い、社会と人的協力の新たな大黒柱を作り、中国―ASEAN協力に新しい動力を注ぐよう望んでいる。(翻訳/呉寒氷)
(新華社より)
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