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日本、史上最大規模の予算案を通過
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-12-23 14:22:53 | 新華網 | 編集: 薛天依

  新華網東京12月23日(記者/銭錚) 日本政府は22日、総額97兆4500億円(1ドルは約117.6円)の2017年度予算案を閣議決定した。2016年度の当初予算よりも7329億円増加しており、5年連続で史上最高額を更新した。

  高齢化社会の問題が絶えず深刻化していることから、日本政府は2017年度の社会保障関係費を去年より4997億円増加の32兆4700億円とした。国防予算支出は前年より710億円増加し、最高額の5兆1300億円となっている。

  税収面では、日本の2017年度の税収は2016年度よりわずか1080億円増加の57兆7100億円となる見通しだ。日本は2017年度に34兆3700億の国債を新たに発行することで巨額の財政支出を支える計画を立てている。

  日本の財政支出が国債発行に依存する局面は依然として好転していない。統計によると、2017年度の日本の財政収入のうち、国債の占める割合が2016年度より0.3ポイント減となる35.5%に低下している。

  また22日に発表された別のデータによると、日本の2017年度基礎的財政収支に10兆8400億円の赤字が現れ、その規模が5年ぶりに再び拡大するものと見込まれる。 また、2017年度末の時点で、日本・中央政府と地方政府の長期債務残高が史上最悪の1094兆円となることが予想され、2020年度までに中央政府と地方政府の基礎的財政収支黒字を達成するとの日本政府の目標は、ますます遠くなるだろう。2017年度予算案は来月初めに国会に提出され、3月末までに正式に成立することになっている。

  当日は2016年度第3次補正予算案が閣議決定された。この補正予算案では国防費用、災害復興費用などの分野における財政支出計6225億円が追加されたが、税収は当初推算額より1 兆7400億円の引き下げとなった。

 

  (新華社より)

 

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日本、史上最大規模の予算案を通過

新華網日本語 2016-12-23 14:22:53

  新華網東京12月23日(記者/銭錚) 日本政府は22日、総額97兆4500億円(1ドルは約117.6円)の2017年度予算案を閣議決定した。2016年度の当初予算よりも7329億円増加しており、5年連続で史上最高額を更新した。

  高齢化社会の問題が絶えず深刻化していることから、日本政府は2017年度の社会保障関係費を去年より4997億円増加の32兆4700億円とした。国防予算支出は前年より710億円増加し、最高額の5兆1300億円となっている。

  税収面では、日本の2017年度の税収は2016年度よりわずか1080億円増加の57兆7100億円となる見通しだ。日本は2017年度に34兆3700億の国債を新たに発行することで巨額の財政支出を支える計画を立てている。

  日本の財政支出が国債発行に依存する局面は依然として好転していない。統計によると、2017年度の日本の財政収入のうち、国債の占める割合が2016年度より0.3ポイント減となる35.5%に低下している。

  また22日に発表された別のデータによると、日本の2017年度基礎的財政収支に10兆8400億円の赤字が現れ、その規模が5年ぶりに再び拡大するものと見込まれる。 また、2017年度末の時点で、日本・中央政府と地方政府の長期債務残高が史上最悪の1094兆円となることが予想され、2020年度までに中央政府と地方政府の基礎的財政収支黒字を達成するとの日本政府の目標は、ますます遠くなるだろう。2017年度予算案は来月初めに国会に提出され、3月末までに正式に成立することになっている。

  当日は2016年度第3次補正予算案が閣議決定された。この補正予算案では国防費用、災害復興費用などの分野における財政支出計6225億円が追加されたが、税収は当初推算額より1 兆7400億円の引き下げとなった。

 

  (新華社より)

 

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