新華網北京12月22日(記者/藩潔)中国外交部華春瑩報道官は21日の定例記者会見でモンゴル国がダライ・ラマの逃げ惑い訪問事件から教訓を取り入れ、関連の承諾を守り、中国・モンゴル関係の改善の推進に努力するよう望んでいると述べた。
報道によると、モンゴルのムンフオルギル外相はこのほどインタビューに受けた際、次のように表した。ダライ・ラマ14世がモンゴルを逃げ惑い訪問したことがモンゴル・中国の関係にマイナスの影響を与え、蒙古政府はこれに対し残念の意を表す。モンゴル側は一つの中国という政策を断固として堅持し、今後ダライラマの逃げ惑い訪問を招待することはない。本政府の任期中にダライラマが宗教ルートでモンゴルを訪問することもない。
華春瑩報道官はまた次のように述べた。中国側はダライ・ラマの逃げ惑い訪問におけるモンゴル外相の明確な態度表明を重視する。チベットに関する問題は中国の主権と領土の完備に関わる問題で、中国側の核心的利益を関与している。中国側がチベット問題における立場は揺れることがなく、明確だ。(翻訳/呉寒氷)
(新華社より)
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