新華網北京12月15日(記者劉歓 斎湘輝 査文曄)中国国務院台湾事務弁公室の安峰山報道官は14日、定例記者会見で質問に応じて次のように表明した。台湾問題は中国の主権と領土保全に関わり、中国側の核心的利益に関わっている。一つの中国の原則を堅持することは、米中関係を発展させる政治的基盤であり、台湾海峡の平和と安定のための礎石でもある。
新華社の記者がこのように質問した。「報道によると、米国の大統領に当選したトランプ氏は先日インタビューに応じた際、『一つの中国の政策について完全に理解しているが、米中が貿易などの他の議題で合意に達しなければ、なぜ米国が一つの中国の政策に縛られなければならないのか分からない』と述べたとのことだが、これに対しどのように論じるか。」安報道官は質問に答えた際、上述のように表明した。
彼は次のように指摘した。外交部の報道官がすでにこれに対し我々の立場と姿勢を表明している。もし一つの中国の原則を堅持するという基盤が妨害を受け、破壊されれば、米中関係の健全且つ安定的な発展は語れず、台湾海峡の平和と安定もきっと深刻な衝撃を受けるだろう。
(新華社より)
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