新華網北京12月14日(記者/孫辰茜)外交部の耿爽報道官は13日、中国は少数のWTOメンバー国が『中国の世界貿易機関加盟に関する議定書』第15条の義務履行について、曖昧な表現を用いて責任を回避しようと企んでいるやり方に不満を示し、自国の合法的権利を断固として擁護すると表明した。
耿爽報道官は次のように述べた。いわゆる「市場経済国家」とWTOメンバー国による『中国の世界貿易機関加盟に関する議定書』第15条の国際義務の履行は、2つの別々の概念だ。一部の人々は両者を混同し、これに乗じて自国の責任を回避しようと企んでいる。
耿爽報道官はまた、次のように表明した。『中国の世界貿易機関加盟議定書』第15条に基づき、今年12月11日までに、WTOメンバー国は中国に対する反ダンピング調査に「替代国」基準を使用する制度を全面的に終了しなければならない。WTOメンバー国は自国がこの方面で引き受ける国際義務を履行する必要がある。
耿爽報道官はさらに、次のように述べた。中国側は「替代国」制度の使用を終了させて、議定書第15条の義務を期日通りに履行すると承諾したWTOメンバー国に対し賞賛を表す。これと同時に、少数の第15条義務履行について曖昧な表現を用いて責任を回避するやり方に不満を示す。中国側はWTOの枠組みのもとで、訴訟を提起し、自国の合法的権利を断固として擁護する。
(新華社より)
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