ロシア天然資源・環境省のセルゲイ・ドンスコイ大臣は2日、ロシア最大で未開発のスホーイ・ローク金鉱が2017年1月に競売にかけられることを発表した。入札開始価格は85億5000万ルーブル(約1億3300万元)。
スホーイ・ローク金鉱はシベリア東部のイルクーツクにあり、金の推定埋蔵量は1814トン、世界最大の金鉱の1つである。
2012年9月10日、ロシアメディアはイーゴリ・シュワロフ第一副首相の話として、ロシアがこの金鉱を競売にかけるのには戦略的な意味があり、入札者はロシア人に限定されると伝えた。
研究によると、この鉱山の金純度は低く、精錬は非常に大変である。そのほか、辺鄙な場所にあるため交通が不便で、供水が難しく、電力の供給不足もよく起こり、これらは採掘業者が検討すべき難題である。
(チャイナネット)
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