11月28日、中国国務院の李克強総理は北京の人民大会堂で中国で正式訪問を行っているラオスのトンルン首相と会談した。(撮影/新華社記者 姚大偉)
新華網北京11月29日(記者/白潔)中国国務院の李克強総理は28日午後、北京の人民大会堂で中国を公式訪問しているラオスのトンルン首相と会談した。
李克強総理は次のように表明した。中国側は引き続き対ラオスの友好政策を遂行し、ラオスが自国の国情に適う発展の道を歩むことを断固支持し、ラオス側との団結・協力を強め、共同発展を推し進め、地域の平和、安定と繁栄を維持していきたい。
李克強総理は次のように指摘した。中国側はラオス側と発展計画や戦略をより一歩連結して、重点的な分野での協力において新たな進捗を上げるよう推進していきたい。鉄道、経済協力区、総合開発区などの大型プロジェクトのけん引的な役割を果たし、生産能力と投資の協力を推進する。
李克強総理は次のように表明した。今年は中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)の対話関係樹立25周年に当たる。来年はASEAN成立50周年を迎える。ラオス側に中国とASEANとの関係の健全かつ安定的な発展を推進するためにたゆまぬ努力を尽くすよう望んでいる。
トンルン首相は次のように示した。ラオス側はラオスと中国との外交関係樹立55周年をきっかけとして、発展戦略を積極的に連結し、インフラ整備、金融、農業、開発区の建設などの分野における協力を深めていきたい。ラオス-中国鉄道がラオスの発展に対して重要な意義を備えており、ラオス側は関連プロジェクトの協力を全力で推し進めていく。ラオス側はASEANと中国との関係発展を推進するために引き続き努力を果たしていきたい。(翻訳/謝艶)
(新華社より)
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